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ポーラ・オルビスホールディングスの12月期連結決算は増収増益

 ポーラ・オルビスホールディングスの2013年12月期連結決算は、売上高が対前年比105.8%の1913億5500万円、営業利益が同118.5%の160億1700万円、経常利益が同122.1%の178億3600万円、純利益が109.5%の73億1800万円だった。前年度2月にグループ入りしたジュリークが、今年度は1月から連結対象となったことに加え、アジア地域での成長や為替の影響から増収となった。営業利益はジュリーク買収に伴う一時費用の解消や販売費及び一般管理費の効率化を推進。経常利益は円安に伴う為替差益の計上により、純利益は税金費用の減少などにより、増益となった。

 セグメント別では、ビューティケア事業の売上高が同105.6%の1783億600万円、営業利益は同125.1%の147億8000万円となった。基幹ブランドのポーラは、国内での積極的な戦略に加え、海外市場が順調に拡大。オルビスは、ブランド再構築を行ない、さらなる収益性向上に取り組むなど、両ブランドともに前年を上回る売上高となった。その他、育成ブランドのTHREEやpdc、ディセンシアが好調に推移。ジュリーク、H2O PLUSの海外ブランドは、前年同期を上回る売上高だったが、利益面では中国における投資が先行し、期待を下回る結果となった。

 2014年12月期の業績予想は、売上高が同103.5%の1980億円、営業利益が同110.2%の176億5000万円、経常利益が同100.4%の179億円、純利益が同120.2%の88億円。

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