ニューヨーク発−セミセルフ型のコスメショップを運営する「ウルタ(Ulta)」の8月3日終了の2013年度第2四半期決算は増収増益だった。売上高は対前年同期比124.8%の6億100万ドル(約594億9900万円)、利益は同128.3%の4490万ドル(約44億4500万円)だった。クリニークやランコムなどのプレステージブランドの取り扱い店舗を着実に増やしている他、新規ブランドの積極的な導入が奏功した。
ウルタは現在609店舗を展開している。今期は39店舗にクリニークを導入。今年中にさらに10店舗に導入し、クリニークの導入店舗を100店舗にする予定だ。また、ランコムも新たに5店舗に導入。今年中にさらに20店舗に導入し、ランコムの導入店舗を105店舗にする。また今期は新たにITコスメティクス、ジェーンコスメティクス、マリーガール、ミーニングフルビューティなどのニッチブランドの取り扱いを始めた。