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ユニリーバの14年度決算は減収増益 パーソナルケア事業は微減

 「ユニリーバ(Unilever)」の2013年12月31日終了の14度通期決算は、減収増益だった。売上高は対前年比97.1%の498億ユーロ(約6兆9200億円)、純利益は同108.8%の52億6000万ユーロ(約7311億4000万円)。食品のスキッピーとウィッシュボーンの売却により、収益性が改善した。ダヴ、ポンズ、トニー・アンド・ガイなどを展開するパーソナルケア事業部の売上高は、同99.8%の180億5600万ユーロ(約2兆5000億円)だった。

 ポール・ポルマン=チーフ・エグゼクティブ・オフィサーは「景気悪化と市場競争の激化という厳しい条件下で、われわれは十分健闘した」とコメント。14年度については「新興市場の成長は鈍化し、既存市場も景気回復が見込まれるといわれながら、その影響はわずかだろう」と厳しい見方を示した。

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