和解契約書および「ナイキ」が発表した声明によると、「ドリップ・クリエーションズ」は「ナイキ」の“エア フォース1”などをカスタマイズし、別のスニーカーに「ナイキ」のロゴを使用するなどして商標権を侵害した事実を認め、「ナイキ」に対して金銭を支払うことに合意したという。また、「ドリップ・クリエーションズ」は今後、「ナイキ」のスニーカーを“無許可でカスタマイズ”し、販売することを禁じられた。
「ナイキ」は、「われわれは、ブランド最大のファンである職人たちの表現を制限するつもりはなく、むしろデザイナーやアーティスト、クリエイターらと新製品を開発するためにコラボレーションしている。しかし、当社の代表的な商標を無許可で使用し、カスタマイズした商品を活用してビジネスを行い、当社の知的財産の価値を毀損する行為は許されない」とコメントしている。