ファッション
特集 熱を帯びるサウナ市場 第5回 / 全7回

新宿マルイで開催する「全国サウナ物産展」が大盛況 「“熱量の高い”領域でアニメとサウナは似ている」

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 新宿マルイ本館は9月8〜24日の期間、全国100を超えるサウナ施設のオリジナルグッズ販売などを行う「全国サウナ物産展2023(以下、サウナ物産展)」を開催している。過去2回は東急ハンズで行われていたが、3回目となる今年は新宿マルイ本館で実施。初日には悪天候にもかかわらず、開店前には約150人が列を作った。初日は700人、翌日の週末は1300人がレジに並んだ。

森智基(もり・ともき)/丸井 アニメ事業部 営業 プロフィール

1992年東京生まれ。早稲田大学卒業後、15年に丸井グループ新卒入社。レディースシューズの販売からキャリアをスタートし、人事部の新卒採用担当・出資先ベンチャー企業への出向などを経て、アニメ事業部にてイベントの企画・営業を担当。サウナ担当を自称し、周囲の「儲からないのでは?」という声を押し切ってサウナイベントを企画し続ける。好きな言葉は「天然地下水かけ流し」PHOTO:YOHEI KICHIRAKU

 サウナ物産展は、サウナポータルサイト「サウナイキタイ」のかぼちゃさん、サウナの魅力を発信する「サウナを愛でたい」(BS朝日)を手掛けるテレビプロデューサーの柳橋弘紀さん、“サウナえぐいほど大好き”芸人のマグ万平さん、サウナグッズ研究室室長のポニョリオンさんの4人がチームを組み企画する。前身のイベント「サウナヤミ市」をスーパー銭湯「湯乃泉 東名厚木健康センター」など温浴施設で行っていたが、来場者の増加を受けて、21年から商業施設での開催に移行した。同イベントは、コロナ禍の影響で客足が遠のいてしまった地方のサウナ施設を知ってもらう機会を提供することを目的としている。

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