ビューティ
連載 ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望 第127回

韓国コスメが化粧品フロアの地図を塗り替える日は近い?

有料会員限定記事

【連載】ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望

ビューティ賢者が
最新の業界ニュースを斬る

ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。 今週は、存在価値が高まる韓国コスメブランドの話。

弓気田みずほ/ユジェット代表・美容コーディネーター  プロフィール

(ゆげた・みずほ)伊勢丹新宿本店化粧品バイヤーを経て独立。化粧品ブランドのショップ運営やプロモーション、顧客育成などのコンサルティングを行う。企業セミナーや講演も。メディアでは化粧品選びの指南役として幅広く活動中

【賢者が選んだ注目ニュース】

韓国発のラグジュアリーメイクアップブランド「ヘラ」は、渋谷スクランブルスクエア6階 プラスクビューティー内イベントステージ6Aに日本初のポップアップストアをオープンした。会期は8月31日〜9月27日で、期間中にメイクアップアーティストのイベント、日本限定色3アイテムや新リップ“センシュアルフィッティンググロウティント”(全6色、各4400円)の先行発売などを行う。「ヘラ」専属メイクアップアーティストの来日イベントは、期間中7回開催予定でフルメイクアップサービスとタッチアップサービスを行う。

韓国コスメはここ数年で瞬く間にビューティトレンドをけん引する存在になった。クッションファンデやティントリップはいまやグローバルブランドも取り扱っている。バラエティーショップでは「キャンメイク」「メイベリン ニューヨーク」「エテュセ」などの大手から「リリミュウ」「ビーアイドル」などのアイドルやインフルエンサーがプロデュースするブランドがしのぎを削る中、「ラカ」「ヒンス」「ウォンジョンヨ」などの韓国ブランドが存在感を増している。ドラッグストアではシカやビタミンCなど成分を強調するトレンドにのり、スキンケアブランド「ブイティーコスメティックス」「ミシャ」などが広く展開されている。

上陸相次ぐ「アモパシ」ブランド

この続きを読むには…
残り1599⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。