「WWDJAPAN」9月25日号はゴルフ特集です。ゴルフはコロナ禍でも楽しめるアクティビティーとして盛り上がりました。外出の選択肢が広がった今はブームも落ち着きを見せていますが、新規参入した若者を中心に従来と異なる新しいゴルフの楽しみ方も生まれています。格式高い競技としてではなく、手軽に楽しむ“エンジョイゴルフ”です。それに合わせて、服装やマーケットにも変化が見られています。
“エンジョイゴルファー”は何を着る?
特集では“エンジョイゴルフ”が浸透した背景を掘り下げながら、実際のショップやブランドでは何が売れているのかを紹介します。「アー・ペー・セー ゴルフ(A.P.C. GOLF)」「ラフロッグ(RUFFLOG)」「ミッド・ナインティーズ・クラブ(MID 90S CLUB)」「スイクゴルフ(SUIC GOLF)」などへの取材と、男女4人のエンジョイゴルファーによるリアルなゴルフ消費についてもリポートします。
ミニ特集では、ウィメンズブランドの2023-24年秋冬の立ち上げ商況を届けるほか、10月からの法改正に伴うステマ規制のチェックポイントも解説します。米「WWD」翻訳記事では、ファッションショーのピース50点を盗まれた「バルマン(BALMAIN)」などのニュースを取り上げます。
(COVER CREDIT)
PHOTO:KAZUMASA HARADA
PHOTO ASSISTANT:SHINJI HARADA
STYLING:SHUN KATAKAI(TSUJIMANAGEMENT)
HAIR & MAKE-UP:KENTARO KATSU
HAIR & MAKE-UP ASSISTANT :AYAKA ECHIZEN
MODEL:KOU(DONNA MODELS)
ART DIRECTION:RYO TOMIZUKA
付録の「WWDBEAUTY」はメンズコスメ特集。化粧品市場全体と比較すればまだまだ小さい男性化粧品市場ですが、ここ数年で市場が大きく変わるチャンスが生まれています。きっかけはコロナ禍と Kカルチャーブーム。リモート会議で自分の肌状態を気にしてスキンケアを始めたり、はやりの韓国アイドルをまねてメイクをするようになったり。若者も大人も美容への関心やモチベー ションが高まり、「自分に合ったコスメが欲しい」という男性が増えています。メンズコスメはそれぞれのなりたい姿を目指して選ぶ“個”の時代がやってきました。
コスメ展開拡大の伊勢丹新宿メンズ好調
「スリー」は男性客比率が5年で2倍
百貨店やバラエティーストア、ドラッグストアなどの小売りやメーカーも、ジェンダーレスコスメや成分コスメ、アンチエイジングコスメなどを提案。商品ラインアップが画一的だったメンズコスメ売り場が変わり始めています。近年メンズコスメゾーンをそれぞれ2倍に拡充した伊勢丹新宿本店メンズ館と阪急メンズ東京や、成分コスメの引き合いが高まる銀座・渋谷ロフトの進捗を取材。カップルでにぎわう原宿「アットコスメ トーキョー」の男性人気コスメ12選も注目です。ここ5年で男性客比率が2倍に伸びた「スリー」や、若者男性のコミュニティーを作り、メイクアップの楽しさを伝える「ギャツビー ザ デザイナー」など、メーカーサイドの戦略も聞きました。
小売の現場を定点観測する「マーケットリポート」では、高島屋新宿店と松屋銀座本店を取材。いずれも訪日客の復活を追い風に、改装や若年層獲得が相乗効果となり業績が大きく伸長しています。巻末の注目美容師インタビューでは、「アンガーデン」の一番合戦(いちばんがっせん)彩代表にフォーカス。東京・恵比寿の話題サロンに成長させた秘けつを聞きました。
WWDJAPAN BEAUTY
HAIR & MAKEUP : MIKA IWATA(MOD’S HAIR)
PHOTO : HIROKI WATANABE(TRON)
MODEL : HISAKI HAYASHI(TOMORROWTOKYO), RYUKUN IMANISHI(IMAGE)
ART DIRECTION & DESIGN : RYO TOMIZUKA(COVER)
DESIGN : JIRO FUKUDA(COVER,P3-7)