伊勢丹新宿本店1階と松屋銀座本店の1月2〜3日の化粧品福袋商戦は、高価格帯品が動き、2店とも前年を上回って着地した。
伊勢丹新宿本店1階は、25ブランドが実施(対前年3ブランド増)し、売り上げは対前年比110%弱となった。内容は、中身が見える福袋の他、WEB限定福袋や新宿店限定のエステチケット開運デラックスパック、フレグランスでフローリス、クリーン、ロジーヌのブランドミックスの同店限定福袋など。好調福袋は、アモーレパシフィック(1万500円)、ローラ メルシエ(1万500円)、ジバンシイ(6300円)。「当店限定品やベストセラー品が入っている物が好調で、1万円前後の価格帯に動きがあった」(担当者)と分析する。化粧品売り場全体の売り上げは、2日間で同120%弱となった。
松屋銀座本店の福袋売り上げは同144%で着地した。11ブランド(対前年1ブランド増)が実施。他、イベントに出店する非常設4ブランドが参加した。イベントに出店するスチームクリーム、まかないこすめなどのハンドクリームの詰め合わせ「ハンドクリームづくし福袋」(5000円)や銀座店開店88周年にちなんだ「グリーンパークのハーブティー88包福袋」(5000円)は、初日午前中に完売。好調福袋は、イヴ・サンローラン(7350円)、ラ・カスタ(7350円)、ニールズヤード レメディーズ(1万円)。化粧品売り場全体の2日間の売り上げは対前年比115%だった。