ビジネス

アイスタイルの第1四半期決算は、設立以来連続増収を達成

 口コミサイトのアットコスメなどを運営するアイスタイルの2014年6月期第1四半期の連結決算は、売上高が対前年比112.4%の16億6500万円、営業利益が同72.7%の4900万円、経常利益が同73.1%の4800万円、純利益が同89.4%の1100万円の増収減益だった。

 今第1四半期は、プレミアム課金サービスの強化プロジェクトを開始した他、サロン検索サイト「アイスポット」事業の見直し、2014年1月開始予定の新規サービス「ちぢまる」の開発など、積極的な施策を展開。一方で、業務効率化のため分散していたオフィスを統一した影響で賃借料向上や一時コストの発生、さらに提供サービス変更のための外部委託手数料などが生じ、当初は赤字を見込んでいたが、コスト削減策や人材採用時期のずれによって黒字転換で着地した。

  事業部別では、メディア事業の売上高が117.0%の8億3525万円、営業利益は2.8%の355万円。EC 事業の売上高は、同100.2%の1億4971万円、営業利益が111.5%の1552万円。店舗事業の売上高は、同114.7%の5億2198万円、営業利益が同239.2%の3612万円。その他事業は、売上高が同97.4%の同1億5826万円、営業損失は1531万円。

  通期は、7月に発表した期初計画を据え置いた。売上高は同116.7%の74億7800万円、営業利益は同79.5%の5億8700万円、経常利益は同79.8%の5億6900万円、純利益は同59.2%の2億5400万円を見込んでいる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。