阪急うめだ本店は10月24日、翌日の2期棟先行オープンに先立ち、上顧客を対象にした特別招待会を開催した。
同店では、2階の化粧品メインフロアを中心に、1階のフレグランス、3階のメイクアップ、4階のライフスタイルコスメ、6階のキャビン付きスキンケアブランドなど、計5フロアでビューティを展開。2階には日本初のトムフォード ビューティが出店した。
多層階でビューティを展開する狙いについて、内山啓治・阪急阪神百貨店 本店長は「従来のアイテムごとの展開ではなく、お客様の購買行動やニーズに基づき、わかりやすく買いやすい売り場作りを目指した。買い回りを促進し、新客を掘り起こす役割を期待している」と語った。
特に3階ヤング婦人服フロアの「ウメハン シスターズ」、4階の25歳前後のOL層をターゲットにした「ウメハン ジェンヌ」は、百貨店離れが懸念される、若年層の女性を主要顧客層に想定。3階にはディオールのメイクアップアイテムのみを楽しめる日本初のディオール バックステージ ストゥーディオを始め、ジルスチュアート、ポール&ジョー、アナ スイなどのメイクアップブランドを、4階には、サボンやキールズ、アヴェダの他、日本初のクヴォン・デ・ミニムなどのライフスタイル型ブランドがオープンした。各フロアのファッションと相性の良いブランドを配置することで、買い回りの相乗効果が期待される。