連載「1000円で何する?」4回目に登場いただくのは、日本におけるメンズファッションイラストレーターの草分け的存在である穂積和夫さん。御年92(間もなく93)! 公私共に利用するというアンティークショップ兼カフェで味わう、癒やしの一杯とは?
カフェ「マジョレル」の“クリームソーダ”(650円)
「自宅近くのカフェ『マジョレル』の“クリームソーダ”(650円)です。いつもはオリジナルブレンドの“ハンドドリップコーヒー”(600円)をオーダーするんですが、いつまでも残暑が厳しく……今日はコチラに心変わりを(笑)。
マジョレルはアンティークショップも兼ねていて、19世紀後半から20世紀前半までのフランスを中心としたヨーロッパ各国の家具や食器、雑貨を販売しています。時代感のある、芸術的なプロダクトに囲まれて、とても居心地が良いんです。仕事の打ち合わせで利用したり、妻とお茶しに来たりもします。2階にはギャラリーがあって、展覧会や工芸教室が開かれることも。
妻が外出したときは、1人でここでランチもします。“たっぷりポタージュセット”(1300円)や“ココナッツカレー”(1300円)がオススメです」。
■マジョレル
時間:11:30〜18:00(L.O.17:00)
定休日:火・水曜日
住所:東京都世田谷区下馬2-6-14
穂積和夫/ファッションイラストレーター プロフィール
(ほずみ・かずお)1930年10月9日生まれ、東京都出身。東北大学工学部建築学科およびセツ・モードセミナーを卒業後、建築・設計事務所勤務を経て現職。日本におけるメンズファッションイラストレーションの草分け的存在で、愛らしいキャラクター“アイビーボーイ”の生みの親でもある。映画「私をスキーに連れてって」のポスターも手掛け、著書に「着るか着られるか」(三一書房)などがある
連載「1000円で何する?」とは?
原宿での隠れ家ランチや、朝の気分をあげるスターバックスのオプション、週末の美術館の入館料など、ファッション&ビューティ業界人に1000円(税込1100円)で日常をキラキラさせるコト・モノを紹介してもらいます。ファミリーマートの靴下や古着のバンダナなど、アパレル商品もあったり?