ツバメの巣を主原料にしたサステナブルコスメ「美巣」を手掛けるエムスタイルジャパンの稲富幹也社長は、マレーシアでツバメの巣と出合い、現地では病気を治すモノとして周知されていることに興味を抱き、ツバメの巣を使った事業を2011年に立ち上げました。当時、ツバメの巣市場は超偽物市場・エビデンスがない・世界的ブランドがない、というブルーオーシャンだったそう。「美巣」を作るにあたって、天然のツバメの巣を使用したいが輸入すると天然かどうかの証がない。そこで稲富社長は自らが“ツバメの巣ハンター”になり、マレーシア政府が許可する年数回マレーシアのボルネオ島の洞窟に出向き採取しているのです。
アナツバメは、雛が巣立った後の巣を使うことはないといいます。「美巣」はこのツバメの巣をまるごとエキス化することに成功し、化粧品やインナービューティアイテムを展開しています。エビデンスにおいては九州大学や麻布大学と現在も共同研究を進めています。薬事の関係で肌効果を伝えられないのが残念ですが、皮膚トラブルのケアにも有効です。
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