資生堂は2015年の新年広告に、グローバルに活躍するアーティストのレディー・ガガを起用。1月1日の全国紙、ブロック紙、県紙など46紙に、1月5日の4紙に、ガガのセルフィー写真50種を1種ずつ掲載する。
東京五輪が開催される2020年に向け、中長期戦略「VISION 2020」を発表したばかりの同社は、「自分が自分らしく生きる多様化した社会において、アクティブコンシューマーを中心とするお客さまの期待に応え続ける企業になる」ことを目標に掲げた。「その人がその人らしく生きることを応援」するガガを起用することで、多様性のある美、個性ある美を認め、それぞれの美を応援する姿勢を表現している。
常に新しい表現方法に挑むガガは、プライベートでも数々の斬新なセルフィー写真で大きな話題を提供し、社会へ与える影響力も絶大。今回はそのセルフィー写真の中からレディー・ガガの協力を得て50種を選出し、50紙の新聞それぞれに異なる写真を掲載するという。なお、同社の企業情報サイトでは、15年1月1日に50種の中から4種を公開し、その後も段階的に公開。同社は15年、この新年広告からレディー・ガガを起用したコミュニケーションを展開する予定という。