美容室チェーンを300店舗以上展開するアルテ サロン ホールディングスのグループ会社であるアッシュは9月5日、ウィッグコンテスト「Ash杯 2023」をナプラ東京スタジオで開催。美容室「アッシュ(Ash)」のスタッフ450人が参加し、予選会を通過した155人が決勝に進んだ。
決勝大会の結果、総合グランプリは「アッシュ 仙川店」の内田孝仁店長兼ディレクターが受賞。総合準グランプリには「アッシュ 下北沢店」の福島成美トップスタイリストが、総合3位には「アッシュ 永福町店」の宮崎豪店長兼クリエイティブディレクターが輝いた。
総合グランプリに輝いた内田店長兼ディレクターは、受賞作品について「サスーンの“ファイブポイントカット”がテーマで、黒をベースとしたポイントカラーとミニマルなデザインにこだわった。カットラインを1mm単位で修正し、なるべく引き算してデザインを完成させた。今回、受賞できなかったスタッフが悔しさを見せていたので、今後はスタッフがより多く、壇上に立てるようにサポートしたい」とコメントした。
「Ash杯」は1990年後半、都立大学店と近隣店舗メンバーが、社外コンテスト参加に向け開催したウィッグコンテストに端を発するコンテスト。入社間もないアシスタントをはじめ、店長やフランチャイズ社長も参加しており、店舗や世代を超えた技術指導や交流の場になっている。社外コンテストやヘアショーへの参加意欲や自信につながるなど、美容師の活動の幅を広げる役割も果たしている。