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業界最大級の美容師・美容室の求人情報サイトが分析 スタッフ採用の現況と募集広告作りのコツ

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業界最大級の美容師・美容室の求人情報サイト「リクエストQJナビ」などを運営するセイファートは、創業以来30年以上、美容室の人材の課題に向き合い続けてきた。「採用難はもう何年も続いている業界最大の課題で、現在の状況を一言でいうと一極集中。人気のあるサロンには人が集まり、そうでないところには全然集まらない。また、美容師という職種の特殊性から、すぐに売り上げに結び付くスタイリストの中途採用を望むサロンが多い。しかし中途の採用はハードルが高く、“中途が採れないから新卒”という流れがここ10年くらい続いていて、その採用競争はますます激化している」と、鹿島修司・常務取締役 第1営業本部 本部長は話す。

新卒に人気のサロンと、中途に人気のサロンは同じではない。「新卒には著名サロンや地域一番店が人気だが、中途のスタイリストに関しては、給与水準の高い業務委託サロンへの転職を望むケースが増え続けている。さらにそこからシェアサロン(面貸し)へ、という流れもできているため、「今まで中途採用で人が採れていたのに採れなくなった」と悩むサロンも少なくない。通常のサロンのほかに、自社で別業態として業務委託サロンを出店する企業が増えているのは、そうした流れが一因となっている。当社の求人情報誌で業務委託・面貸しというカテゴリーを作ったのが2003年で、当時は1~2社くらいの掲載しかなかったのが、今ではスタイリスト募集の約半数が業務委託になっている」。

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