ファッション

「アレキサンダー・マックイーン」、サラ・バートンの後任は 「JW アンダーソン」から

ケリング(KERING)は10月3日、傘下ブランド「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の新クリエイティブ・ディレクターにショーン・マクギアー(Sean McGirr)が就任することを発表した。9月30日の2024年春夏ショーを持って退任したサラ・バートン(Sarah Burton)の後任となる。

マクギアー新クリエイティブ・ディレクターはアイルランド・ダブリン生まれ。ロンドン芸術大学のロンドン・カレッジ・オブ・ファッションで学んだ後、同大学のセントラル・セント・マーチンズ校で14年に修士号を取得した。これまでのキャリアは、「ユニクロ(UNIQLO)」でのクリストフ・ルメール(Christoph Lemaire)によるコレクションや「バーバリー(BURBERRY)」、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のウィメンズなど。直近は「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」でメンズウエアのヘッドデザイナーを務めていた。

アレキサンダー・マックイーンのジャンフィリッポ・テスタ(Gianfilippo Testa)最高経営責任者(CEO)は、「ショーンはその経験、個性、クリエイティブなエネルギーによって、『アレキサンダー・マックイーン』らしいユニークな伝統を築き上げながら、力強い創造的なボキャブラリーをブランドにもたらすだろう」と述べた。

また、フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング会長兼CEOは、「私たちは、ショーンが新たなクリエイティブな原動力をもって、メゾンの歩みを進めることができると確信している。このユニークなブランドの歴史における新章の幕開けを楽しみにしている」と話した。

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