「ヴォーグ・ジャパン」を発行するコンデナスト・ジャパンは12月1日、2014年の頂点を極めたコスメに贈る「VOUGE BEAUTY AWARD 2014」の授賞式をグランド ハイアット 東京で開催した。伊勢丹新宿本店化粧品ならびにビューティアポセカリーのコラボレーションによる美容業界の活性化を目指した"べスコス"は2012年にスタートし、3回目を迎える。
渡辺三津子「ヴォーグ・ジャパン」編集長は、「10月に、伊勢丹新宿本店でビューティとファッションを融合したショーを行い、顧客のビューティ・ファッションへ対する興味の強さに感銘を受けた。今は、ファッション同様ビューティも多様化している。パーソナルな視点から、女性一人一人が何をチョイスするのかが重要になってきている。今回は、その時代の感覚を反映した結果になったと実感している」とスピーチした。
受賞部門は、「ブレイクスルー賞」「モード賞」「ヴィジュアル賞」「ホール オブ フェイム賞」「ナチュラル ワンダー賞」「リーダーズ チョイス賞」「エディターズ チョイス賞」。そして、各賞のゴールドの中からスキンケア、ベースメイクアップ、ポイントメイクアップの3つの部門で、最もその年らしいコスメに与えられる最高賞「ベスト オブ ビューティ賞」を選出した。
「ベスト オブ ビューティ賞」スキンケア部門は、資生堂「アルティミューン パワライジング コンセントレート」が受賞。資生堂の下村敦・国際事業部 国際マーケティング部長は「われわれにとって『ヴォーグ(VOUGE)』は特別。緊張感もあるが、喜びもひとしおだ」と嬉しそうに語った。同ポイントメイクアップ部門はディオール「ディオール アディクト フルイド スティック」が栄冠を手にし、ディオールの藤本教子PRマネージャーは「持ってよし、使ってよしの遊び心のある製品。見た目だけでなく、心にも効く、夢のある製品を作っていきたい」とコメント。同ベースメイクアップ部門はベアミネラル「ベア ファンデーション」が大賞に輝き、ベアエッセンシャルの大友みのりPRディレクターは「見た目の綺麗だけでなく、成分に対する意識も高い。ビューティ感度が高い方に受け入れられているのではないか」と話す。