10月9日発売号の「WWWDJAPAN」は、2024年春夏ミラノコレクション特集です。大きく方向転換したサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)による新生「グッチ(GUCCI)」を筆頭に、大きなロゴや装飾を控えた“クワイエット・ラグジュアリー”のムードが広がるミラノの潮流を振り返ります。
ピーター・ホーキングス(Peter Hawkings)による「トム フォード(TOM FORD)」、混乱期からの脱却を図る 「バリー(BALLY)」、初めてクリエイティブ・ディレクターを起用した「ファビアナフィリッピ(FABIANA FILIPPI)」と、ニュース性が高かったコレクションは、デザイナーのコメントを交えてリポートします。
「プラダ」がトレンドのセッターに
トレンド傾向を見てみると、ミウッチャ・プラダの影響力が否めません。2023-24年秋冬シーズンに「ミュウミュウ(MIU MIU)」が提案したシースルーとミニ丈で見せる若々しいスタイルや、「プラダ(PRADA)」に通ずるミニマリズムが際立ちました。そのほか、アクセサリーブランドの最新打ち出しも含めてトレンドを解説します。恒例の海外のバイヤーによるレビューも掲載します。
特集外では、スパイバーによる人工タンパク質素材「ブリュード・プロテイン(BREWED PROTEIN)」の量産工場を取材しました。次世代の本命サステナビリティ素材として注目を集める同素材の裏側に迫ります。
(COVER CREDIT)
PHOTO :COURTESY OF GUCCI
ART DIRECTION & DESIGN : RYO TOMIZUKA