ファッションを語るうえでどんどんメジャーになっている古着市場では、どんなアイテムが売れているのか。大阪アメリカ村で古着店として創業し、下北沢などに古着専門店を構え、全国約30店で古着を扱うウィゴーに、今夏(6〜8月)の売れ筋を聞いた。昨秋ダックジャケットが大ヒットした「カーハート(CARHARTT)」は、高大生や外国人からブランドとして信頼を得ている。秋も取り合い必至だ。
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中心価格帯4999〜5999円
10位 ハーレーTシャツ
男女共に人気。バンドTシャツ同様、ノースリーブの需要も高かった。値段も数年前より高騰しているが、問題無く売れている。SNSでの爆発的な広がりから今年は少し落ち着いたが、それでもまだまだ人気。フロントロゴ、動物モチーフなどが特に好調。
中心価格帯2999~3999円
1位
ポロシャツ
ビッグサイズの好調もあり、去年までは一貫してサイズの小さい物は敬遠されがちだったが、今年は男女共にジャストサイズのものを求めるお客さまが多かった。ブランドは「ラルフ ローレン」、アースカラーの無地、または太ボーダーが人気。
中心価格帯2999円
2位
ショートポロシャツ
ショート丈が総じて良かったが、韓国系ファッションの女性にもはまった。購入層の年齢層も広く、10代のお客様の購買も多かった。
中心価格帯4999~5999円
3位
ブランドシャツ
アメカジの流れからオンブレチェックの開襟が人気だったこともあり、ブランドシャツも開襟のものが今年は特に良かった。問い合せも多数あり。価格関係無しに売れた。ブランドでは「ラルフ ローレン」、無地は白、ストライプは青のピンストライプが人気。
中心価格帯2999~3999円
4位
バンドTシャツ
アイアンメイデンやメタリカなどのバンドロゴ、年代浅めで低価格のもの、ノースリーブが人気。店頭でのカットオフで販売した実績もある。
中心価格帯2999~3999円
5位
半袖柄シャツ
今年はオンブレチェックの開襟シャツの流れから、レーヨン素材の柄シャツが好調。派手柄ではなく、黒ベース、特に小紋柄の物が売れた。
中心価格帯3999〜4999円
6位
「カーハート」Tシャツ
ポケットTシャツでアースカラーが人気。サイズはL。「カーハート」のブランドがかなり周知されており、高大生のブランドへの信頼を感じた。
中心価格帯8999〜1万2800円
7位
「カーハート」ボトムス
ダブルニーが特に人気で、外国人にも売れた。Tシャツ同様、高大生のブランドへの信頼を感じた。
中心価格帯3999〜4999円
8位
ハードロックカフェTシャツ
既にトレンドは過ぎているが、マス層の買い上げは目立つ。10代の購入やカップルでの買い上げもあり、若い子の中ではまだまだ売れるアイテム。
中心価格帯2999~3999円
9位
ナイロンTシャツ/サッカーシャツ
春のブランドジャージからの流れはそのままにユニフォーム系が人気。スポーツテイストのアイテムは毎年好調だが、特にジャージがトレンドで良く売れた。その流れからサッカーシャツをデニムで合わせたスタイリングなどがSNSでも多く見られ、求めるお客さまも多かった。
中心価格帯4999〜5999円
10位 ハーレーTシャツ
男女共に人気。バンドTシャツ同様、ノースリーブの需要も高かった。値段も数年前より高騰しているが、問題無く売れている。SNSでの爆発的な広がりから今年は少し落ち着いたが、それでもまだまだ人気。フロントロゴ、動物モチーフなどが特に好調。
中心価格帯2999~3999円
1位
ポロシャツ
ビッグサイズの好調もあり、去年までは一貫してサイズの小さい物は敬遠されがちだったが、今年は男女共にジャストサイズのものを求めるお客さまが多かった。ブランドは「ラルフ ローレン」、アースカラーの無地、または太ボーダーが人気。
中心価格帯2999円
2位
ショートポロシャツ
ショート丈が総じて良かったが、韓国系ファッションの女性にもはまった。購入層の年齢層も広く、10代のお客様の購買も多かった。
中心価格帯4999~5999円
3位
ブランドシャツ
アメカジの流れからオンブレチェックの開襟が人気だったこともあり、ブランドシャツも開襟のものが今年は特に良かった。問い合せも多数あり。価格関係無しに売れた。ブランドでは「ラルフ ローレン」、無地は白、ストライプは青のピンストライプが人気。
中心価格帯2999~3999円
4位
バンドTシャツ
アイアンメイデンやメタリカなどのバンドロゴ、年代浅めで低価格のもの、ノースリーブが人気。店頭でのカットオフで販売した実績もある。
中心価格帯2999~3999円
5位
半袖柄シャツ
今年はオンブレチェックの開襟シャツの流れから、レーヨン素材の柄シャツが好調。派手柄ではなく、黒ベース、特に小紋柄の物が売れた。
中心価格帯3999〜4999円
6位
「カーハート」Tシャツ
ポケットTシャツでアースカラーが人気。サイズはL。「カーハート」のブランドがかなり周知されており、高大生のブランドへの信頼を感じた。
中心価格帯8999〜1万2800円
7位
「カーハート」ボトムス
ダブルニーが特に人気で、外国人にも売れた。Tシャツ同様、高大生のブランドへの信頼を感じた。
中心価格帯3999〜4999円
8位
ハードロックカフェTシャツ
既にトレンドは過ぎているが、マス層の買い上げは目立つ。10代の購入やカップルでの買い上げもあり、若い子の中ではまだまだ売れるアイテム。
中心価格帯2999~3999円
9位
ナイロンTシャツ/サッカーシャツ
春のブランドジャージからの流れはそのままにユニフォーム系が人気。スポーツテイストのアイテムは毎年好調だが、特にジャージがトレンドで良く売れた。その流れからサッカーシャツをデニムで合わせたスタイリングなどがSNSでも多く見られ、求めるお客さまも多かった。
中心価格帯4999〜5999円
10位 ハーレーTシャツ
男女共に人気。バンドTシャツ同様、ノースリーブの需要も高かった。値段も数年前より高騰しているが、問題無く売れている。SNSでの爆発的な広がりから今年は少し落ち着いたが、それでもまだまだ人気。フロントロゴ、動物モチーフなどが特に好調。
夏の全体傾向
今年の夏はコロナでできなかったイベントの解禁やレジャーなど、服への消費よりも“コト消費”に流れた印象。ただインバウンドの増加により、「カーハート」などの世界的にビンテージ扱いされているものは非常によく売れた。
猛暑の影響もあり、女性客のショート丈の需要は例年にもまして非常に高かった。プリントTシャツ、半袖シャツ、ポロシャツなどをカットして販売したところ、特にポロシャツが人気。プリーツスカートと合わせた韓国ガーリーのようなスタイリングや、カーゴパンツと合わせたストリートなスタイリングなど、スタイリングベースで非常に好調だった。
秋商戦の予測と取り組み
秋商戦は引き続き「カーハート」の取り合いで、値段の上がり方で見ると異常なくらい高騰している。モデルによっては2、3年前と比べて3倍ほど高騰しているものもあり。代替えとしてノーブランドのダックジャケット等も多く用意。値段は「カーハート」の半分程なので、高大生に間違いなく反応のある商品になる。
売り上げの中心になるスエットは、引き続きボリュームとレパートリーを持たせて販売を行う。ディテール的には特にカレッジロゴのフロントワッペンが人気なので、固めて人気デティールのものを打ち出すことで埋もれないようにしていく。
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