オルビスは10月10日、マルエツなどを展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(以下、U.S.M.H.)と協業し、冷凍惣菜ブランド「インナーカラーデリ(INNER COLOR DELI)」を立ち上げる。第1弾はラタトゥイユやボルシチなど5品目(各864円)を販売する。U.S.M.H.傘下の食品スーパーマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の旗艦店 14 店舗と、買い物アプリ「Scan&Go ignica」内の「オンラインデリバリー」で取り扱う。なお、オルビスのメンバーシッププログラム VIP メンバー限定コミュニティサイトでは、5品目セット(4320円)の注文を受け付けている。
オルビスは、冷凍食品や冷凍惣菜市場の拡大に着目。今後もライフスタイルの多様化や価値観の細分化が進む中、「インナーケアや美容と密接な“食”においても、一人一人のニーズに合った最適なサポートを届けたい」と考え、同じ思いを持つU.S.M.H.のリテールビジネスとの協業が実現した。
「インナーカラーデリ」は“思いやり”をキーワードにオルビスが企画コンセプトを設計した。プロのシェフ監修のもと、日常の生活に取り込みやすい冷凍食品をそろえる。栄養バランスに加え、食材の彩りにも着目し、視覚的にもバランスよく感じられるように工夫を施した。製造は、惣菜や米飯、サラダなどの食品製造を行うローズコーポレーションが行う。
商品は、世界中で人気の5つのメニューを採用する。“ゴロゴロ野菜のスパイシー満足ラタトゥイユ”や“ハーブ香るラムミートボールの食べるボルシチ”、“揚げたカボチャとナッツの具だくさんタブレ”、“にんじんとさつまいものご褒美ミートグラタン”、“ペペロンチーノ風 野菜 1/3 日分 ホットグリーンサラダ”をラインアップする。
オルビスは、スキンケアを中心としたビューティブランドとして、2020年1月から販売する“オルビス ディフェンセラ(特定保健用食品)”を筆頭にインナーケア商品にも注力する。21年9月には“素材の力を引き出し美しさへと導く”をコンセプトにした「インナーカラーサラダ(INNER COLOR SALAD)」を立ち上げ、サラダ3種を販売する。今後も同社が考える、自分らしく美しい年齢を重ねていく“スマートエイジング”の実現を目指す。