ポーラは11月12日、日本で一番美しい肌を持つ県を決める「美肌県グランプリ2015」を発表した。グランプリは4年連続で島根県となった。
島根県は、日照時間が短いため肌が紫外線の影響を受けにくく、水を多く含む空気に囲まれているため潤いが奪われにくい、という美肌に最適な気候条件に支えられ、2012年のグランプリ開始からトップをキープする。2位は昨年の8位から大きく順位を上げた山形県で、3位が前年同様に愛媛県だった。
また、過去3回でトップ10入りした都道府県を分析したところ、紫外線にあたる機会が少ない、バランスの良い規則正しい食事をとっていることがわかった。そこで、食事の内容に焦点を当ててみると、"魚を丸ごと食べる、魚を発酵調味料で食す"という傾向があった。美肌作りに欠かせない食事の提案として、東京家政大学と協同で魚を使ったレシピを考案した。 このレシピをアレンジし、東京家政大学の最寄にある商店街「十条銀座商店街」にある2店舗(弁当屋、お好み焼き屋)が12日からメニューを提供している。
さらに、日本気象協会ともコラボレーションし、都道府県別の肌予報を毎月(20日更新)発信する「美肌予報」も同社ホームページで開始する。
「美肌県グランプリ」は、全国の「ポーラ ザ ビューティ」やポーラの店頭などで、個肌対応の化粧品「アペックス・アイ」のスキンケアチェックを受けた約73万人のデータを分析し、肌データを都道府県別に集計して決定。「くすみがない」「シミができにくい」「ニキビができにくい」「肌がうるおっている」「キメが整っている」「毛穴が目立たない」を独自解析により得点化。6部門の合計値から美肌県を選出した。