ファッション

43ブランド買収した影響か?コティUSAのレイ社長退任

 コティ(COTY)USAのマーク・レイ社長が8月末で同社を離れることがわかった。レイ社長は、ロレアルUSAのインターナショナル・デザイナーズ・コレクション部門長を経て、コティ・プレステージ北米プレジデントとして2013年1月に入社した。

 コティの広報は「レイ社長はこの2年、コティの北米ビジネスのために尽力してくれた。当社は引き続き、ポジションを高め、売り上げと利益を伸ばすという戦略を遂行していく。彼が離れることによる大きな影響はないと考えている」と語る。

 コティUSAでは今年1月、14年間務めたキャサリン・ウォルシュ=チーフ・コミュニケーションズ・オフィサーが退職。スティーブ・モーモリス=チーフ・マーケティング・オフィサーもすでに同社を去るなど、キーポジションを務めた人物の退職が相次いでいる。

 コティといえば、P&Gから43ブランドを125億ドル(約1兆5500億円)で買収して今業界で話題の企業だが、社内体制も大きく変化しているようだ。

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