ニールズヤード レメディーズはこのほど、関連会社のピューリティが展開する英国発プレミアムオーガニックライフスタイルブランド「バンフォード(BAMFORD)」の販売代理店業務を、名古屋に本社を構える液体移送技術のリーディングカンパニー、IEC の子会社であるB Youに移管した。新体制の下、11月3日にスキンケア商品(全8品、1万4300〜2万900円)をリニューアル発売する。
IECは車や飛行機、新幹線などの噴霧塗装を主業務とする企業。同社の青木秀人社長が60歳を迎えたのを機に、これまでのtoB向け事業に加え「人を幸せにするtoC事業を手掛けたい」とハワイでスパやオーガニックカフェを展開。「バンフォード」も青木社長の思いを体現できるとして取り扱いを決めた。
新体制となり、スキンケアコレクションを刷新。これまでの3つのスキンケアステップを4つに増やし、かなえたい肌に合わせた商品をそろえる。また、外箱をなくしたり、リサイクルしやすいようにガラス製の容器に水性インクで印刷したり、環境に配慮した取り組みも加速する。
「自然の科学で肌を整える」をコンセプトにしたスキンケアステップ1つ目の“落とす”では、クレンジング“ナリシングクレンジングバーム”(100mL、1万6500円)を展開。ココナツオイルやシアバター、ストロベリーシードオイルなどを配合し、毛穴の奥の余分な汚れを落とし、肌も保湿する。2つ目の“磨く”では美容液“ブライトニングセラム”(15mL、1万7600円)を扱う。アップルやレモン、グレープのナチュラルなAHAの働きで肌を滑らかに整える。3つ目の“与える”では、美容液とクリーム5品を扱う。その中でアンチポリューションに対応するウォーターベースの美容液“ステムセル セラム”(30mL、1万9800円)は、スイスで開発したもので肌が敏感に傾いた時にも使用できる処方を採用した。4つ目の“整える”では、“プランピングクリーム”(50mL、1万9800円)を扱う。アルガンオイルやストロベリーシードオイルを配合し環境ストレスによる乾燥や赤みに働きかけ、弾むような肌へ導く。
青木社長は「今後『バンフォード』をさらに日本で発展させたい」と意欲的で、来年2月には化粧水など5商品を導入する予定だ。