紙面紹介

2024年春夏パリ・NY・ロンドンコレション特集 「ミュウミュウ」がパリコレを席巻

「WWDJAPAN」10月16日号は2024年春夏コレクションからパリ、ニューヨーク、ロンドンにフォーカスします。パリコレは、中国勢が戻ったことで街が丸ごとイベント会場のような活況を呈しました。最大の要因は、韓国と中国のセレブリティーの存在。パリコレは今や、新作発表の場であると同時にエンターテインメントとの協業によるコミュニティー形成の場、コミュニティーを通じたイメージや情報発信の場として進化しています。本特集では、その発信に長けているブランドの例やトレンドキーワード、海外バイヤー評を紹介します。

新生「ヘルムート ラング」が話題のNY

ロンドンは、若手デザイナー育成プログラム「ニュージェン」が、設立30周年の企画展をスタート。300人を超える才能をサポートしてきた実績を感じさせるように、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」など中堅デザイナーが力強いショーを披露しました。新生「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」誕生と大御所復帰で沸いたニューヨークと併せて現地取材をお届けします。米「WWD」翻訳記事では、「クロエ(CHLOE)」の新クリエイティブ・ディレクター任命やアトモスの北米市場撤退などリポートします。

(COVER CREDIT)
PHOTO:COURTESY BY MIU MIU
ART DIRECTION & DESIGN : RYO TOMIZUKA

CONTENTS

FEATURE

  • 「ミュウミュウ」「サンローラン」「マルニ」「ステラ マッカートニー」がお手本 ポリシーを貫き濃厚なコミュニティーを形成するブランドが勝利する

FOCUS

  • ロンドンは30年の若手支援を振り返り 開花した中堅ブランドが活気を生む
  • 新生「ヘルムート ラング」誕生と大御所復帰で湧いたNY
  • パリコレ海外バイヤー評 “上品さと差し色レッド”が合言葉

SERIES

  • OVERSEAS NEWS 米「WWD」の翻訳記事をまとめてお届け!:「クロエ」が新クリエイティブ・ディレクターを任命・アトモスが北米市場から撤退・「コーチ」が米アマゾンに出店など
  • Beauty Insight ビューティ賢者が持論展開:vol.139 花王の“グローバルシャープトップ”戦略に注目 (佐藤和佳子/三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニアアナリスト)
  • 今週のeye:「ピエール・エルメ・パリ」業界人が25周年の祝って集う・「ヴィターレ・バルベリス・カノニコ」はスーツの日本紳士がずらり・「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」8万人の販売員の頂点をかけた戦い

EDITORS’ LETTER

  • 「ありがとう」がもたらす幸福度の高い働き方(牧田英子/副編集長)

EDITORIAL NOTE

  • 編集後記 今週の特集お届け隊:「“VIPリレーションズ”の力が見えたパリコレ」 (向千鶴/編集統括、藪野淳/欧州通信員)

FASHION&BEAUTY PATROL

  • 虎ノ門ヒルズ食い倒れ“虎”の巻

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最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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