高島屋の2023年3〜8月期連結業績は、売上高に相当する総額営業収益が前年同期比8.3%増の4476億円、営業利益が同62.4%増の208億円、純利益が同10.6%増の149億円だった。営業利益は、07年3〜8月期の165億円を超え、最高益となった。
国内百貨店事業の総額営業収益は前年同期比6.6%増の3770億円。主要店舗の売上高は、大阪店が前年同期比18.3%増の720億円、日本橋店が同4.9%増の703億円、横浜店が同3.0%増の642億円。インバウンドの回復が追い風となる中、国内客の売上高も順調に伸ばした。国内客の売上高は前年同期比4%増。20年2月期と比較しても3%増だった。
足下の好調を踏まえ、6月に修正・発表した24年2月期の連結業績予想をさらに上方修正する。総額営業収益が前期比7.1%増の9440億円(6月発表予想は9400億円)、営業利益が同35.3%増の440億円(同375億円)、純利益は同6.0%増の295億円(同245億円)を見込む。