ファッション

スモーキーで60’sロックがテーマの「バーバリー」の新作メンズフレグランス

 「バーバリー」は8月中旬、メンズフレグランス「バーバリー ブリット リズム オーデトワレ」をアメリカで発売する。4月1日付でインター パルファム社からフレグランスおよびビューティ事業のライセンスを買い戻したことから、本作は「バーバリー」が自社で手掛けた初のフレグランスとなる。調香は「バーバリー」のクリエーティブ・ディレクターのクリストファー・ベイリーと、インターナショナル・フレーバー&フレグランスの調香師ドミニク・ロピオン、アン・フリポ、オリビエ・ポルジュの3人によって進められた。

 音楽にインスパイアされたという香りのコンセプトは、60年代のロックだ。ベイリーは「音楽は『バーバリー』がブランドの世界観を表現するために、常に大切してきた要素。ロックをテーマに、これまでの『バーバリー』のフレグランスのラインアップにはない、スモーキーでセクシーな五感に訴える香水を作った」と語る。香りはバジルバーベナ、カルダモン、レザー、パチュリ、シダーウッド、トンカビーンで構成される。アメリカでの販売価格は50mlが60ドル(約5900円)。30mlと90mlも発売し、9月1日からオンラインでイメージムービーを配信する。業界関係者は初年度の小売り売上高を2500万ポンド(約37億7500万円)と見込む。

 ライセンスを買い戻したことにより、イギリスではフレグランス ファクトリー、カナダではクラランス、欧州やアジア諸国、トラベルリテールではボーテ・プレステージ・インターナショナルが取り扱う。8月中旬にブルーミングデールズで先行発売し、順次「バーバリー」のブティックや百貨店で展開していく。

 日本では9月7日に「バーバリー」の表参道店で先行発売し、9月11日からその他の路面店(銀座マロニエ通り、六本木、神戸)で販売。9月18日から百貨店でも販売する。

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