笹野和泉ジョルジオ アルマーニ ジャパンCEOが12月1日付けでアメリカ法人であるジョルジオ アルマーニ コーポレーションの最高経営責任者(CEO)に就任する。同CEOは、引き続きアルマーニ グループ副社長兼チーフ・コマーシャル・オフィサーのジュゼッペ・マルソッチの直属となり、米国、カナダ、メキシコ、ブラジルを担当し、ジョルジオ アルマーニ コーポレーションのエグゼクティブとメキシコおよびブラジルのジェネラル・マネージャーは笹野CEOの直属となる。また、ジョルジオ アルマーニ ジャパンの次期CEOには同社の土橋一勝ヴァイス・プレジデントが就任する。
笹野CEOはヨーロッパではソニー、日本ではシャネルの役員を歴任した後、06年にアルマーニ グループに入社。そのグローバルビジョンは日本だけではなくその他国々におけるマネージメントにも功績を残してきた。 「アルマーニ グループは長期的な関係の上に成り立っている。誠実さと能力の重要性はさることながら、勤勉さと各々の資質に報い、グループ内での成長を促すことが重要であると考えている。笹野和泉は日本および太平洋地域で優れた業績を上げており、この新しい役職においても、異なる文化的視点をもたらすという素晴らしい能力を引き続き発揮してくれるものと確信している。このような変革は、アルマーニ グループの絶え間ない発展と充実のための基本であり、私の哲学の中核をなす価値観だ」とジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)=アルマーニグループ会長兼CEOは語っている。なお、笹野CEOはジャパン社の代表取締役は続投する。