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【スナップ】東欧モルドバの“度が過ぎる”個性 若者はアングラムードで自由を謳歌

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  • ウィメンズ
  • 全然“クワイエット”じゃない 大胆主張の派手スタイル
  • メンズ
  • ストリート派は王道寄り モード系はクセ者ぞろい

東欧に位置するモルドバの首都キシナウで、ファッションの祭典「モルドバン・ブランズ・ランウエイ(Moldovan Brands Runway)」が9月に開催された。同イベントではメイン会場でトークショーとランウエイショーが2日間にわたって行われ、一般参加可能だったため地元の美術大学学生も多く参加した。

会場で見かけたのは、旧ソビエト連邦各国で見られる、エッジの効いたアンダーグラウンドなスタイルだ。テーラリング主軸のモルドバ発ブランド「ストローパ(STOROPA)」のジャケットや、隣国ルーマニアに拠点を置くゴシック調な世界観の「アレクサンドリュ フロアレア(ALEXANDRU FLOAREA)」のコルセットを着用する来場者もいた。

ただ、多くの若者は古着を自ら解体し、再構築した独自性の高い洋服をまとっていた。ツヤ感のあるハードなレザーと相反する繊細なレース、ランジェリーによる大胆な露出。そして、ボディーラインを強調する古典的なコルセットがあれば、SF映画さながらのビッグフレームのサングラスもあり、時代もカテゴリーも異なるアイテムを自由自在にミックスさせて、個性を表現する独自のスタイルが印象的だった。

ウィメンズ

全然“クワイエット”じゃない
大胆主張の派手スタイル

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ストリート派は王道寄り
モード系はクセ者ぞろい

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