「エルメス(HERMES)」は、パリ・ファッション・ウイーク期間中の9月30日(現地時間)、フランス共和国親衛隊官舎内に春の野花が茂る草原をイメージしたランウエイを作り、2024年春夏コレクションを発表した。今季は、同メゾンを象徴するレザーの色味をカラーパレットに採用。しなやかなシルクツイルやレザーのスーツやコート、スカートに、スポーティーなニットのブラトップやタンクトップを合わせたワントーンルックを中心に提案した。
ショーの来場者も、若々しいインフルエンサーから上品なマダムまで、ワントーンやトーン・オン・トーンのスタイルの着こなしが主流。そこに、“ケリー”や“バーキン”“コンスタンス”など「エルメス」を代表するアイコンバッグでアクセントを加えている。特に人気だったのは、ミニサイズの“ケリー”。また、フォーブル・サントノーレ通り24番地にある第一号店の外観を再現した“バーキン フォーブル”や、ラタンとレザーを組み合わせた“バーキン・ピクニック”などレアモデルを手にするゲストも注目を集めた。