ビューティ

「センサイ」初の旗艦店を中国・上海にオープン アジアでの展開を強化

カネボウ化粧品のプレステージブランド「センサイ(SENSAI)」は10月27日、中国・上海にブランド初となる旗艦店「センサイ フラッグシップストア シャンハイ(SENSAI FLAGSHIP STORE SHANGHAI)」をオープンする。ブランドの価値を世界に発信し、グローバルにおける存在感をより高めていくと共に、旗艦店のオープンを皮切りに中国をはじめとするアジアでの展開を拡大しグローバル化をさらに加速する。

旗艦店は茶道の精神性と様式美を取り入れた五感を満たすスパエリアと、小石丸シルクがもたらす美の哲学をミニマルに表現したショッピングエリアの2つの世界観を表現した“体験型コンセプトストア”だ。店舗全体の導線は、茶道の空間の捉え方である“露地、待合、茶室、お見送り”の流れで自らを浄め、心が整うような空間を設計した。

スパエリアには映像や音、光と連動する心拍や呼吸を感じながらリラックスできる空間“ハナレ”を用意。エステルームでは、オリジナルの5種の香りからその日の気分に合った1種を選び、オールハンドで行うトリートメント“バランシングマッサージ”を提供する。

ショッピングエリアは、旗艦店ならではの取り組みとして日本の美意識が感じられる特別なギフトラッピングサービスを提供する“おもてなしバー”を設置する。ブランドが大切にしている“人とひと”を意識した人材育成にも注力し、日本らしいおもてなしの精神で顧客を迎える。

桜井郁子ブランドマネージャーは「中国においては、エビデンスに基づく確かな効果効能がスキンケアには求められる一方で、リアルでしかかなえられない特別な顧客体験も重視されている。日本らしい美意識と感性、最高峰のおもてなし、『センサイ』最新の研究知見に基づく皮膚科学、それらを融合させた世界でここでしか体験できない上質なシルクスキンに誘う特別なひとときを体感できる」とコメントしている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。