ファッション

ランコムが初の社内メイクアップコンテストを開催。BA344人の頂点に輝いたのは?

 ランコムは、国内のビューティアドバイザー(BA)を対象とした初のメイクアップコンテストを開催した。この狙いについて、YABU・ランコム ナショナル メイクアップ アーティストは、「BAを始め社内全体でメイクアップに対するモチベーションを高めるとともに、次世代アーティストを発掘するのが目的」と話す。

 まず、国内の全BA659人の内、応募した344人を対象に書類選考を実施し、86人を選出。2次、3次実技審査で8人に絞り、6月11日に最終審査および表彰式を行なった。最終審査は、メイクアップアーティストやブロガーを審査員に迎え、フルメイクアップ、仕上げたメイクをデッサンするメイクチャート記入、プレゼンテーションの順で行なった。メイクテーマは、新製品「イプノ パレット」を使用した"あなたが提案するこの夏のトレンドメイク!! "。審査のポイントは、メイクアップスキルやデッサン力、クリエーティブ力、プレゼンテーション能力などで、BAとして必要な幅広いトータルスキルが求められた。

 この熱戦を制したのは、佐藤友美・大丸心斎橋店メイクアップエキスパート(ME)と大橋麻美・名古屋三越栄店ME。この2人は、今年7月にタイで行なわれるアジアメイクアップエキスパートのコンテストに日本代表として参加する。「技術はもちろん表現力をもっと磨き、世界でも結果を残したい」と佐藤ME。大橋ME は、「今まで以上の実力が求められると思うので、日々練習と勉強を続けていきたい」と語った。また、ブロガーが選ぶ"La vie est belle"賞には浅野麻里子・阪急うめだ本店MEが選出された。YABU・メイクアップアーティストは、「日々提供するサービスとは違うメイクアップをすることで、それぞれが持つ新しい才能を発見できた。これを機に、メイクアップのすばらしさをより多くのお客さまに提供できたらと思っている」。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。