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北米市場の冷え込みで高級ブランドが急減速、日本市場は?【サプライヤーに読んでほしい記事3選】

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この連載は週に一度、「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から、編集部の記者が独自のテーマで記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。

今週のテーマは「サプライヤーに読んでほしい記事3選」。ケリングの2023年上半期減益や三陽商会の通期業績予想の上方修正などのニュースを取り挙げる。サプライヤーの皆さんはもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する皆さんにもぜひ読んでもらいたい。ニュースの読み方を知るとともに、ビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

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選者:横山泰明記者

1978年生まれ。東京外国語大学ヒンディー語専攻。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。担当は合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンター。

【記事1】
ケリング、主力「グッチ」の不調で23年上半期は減益 北米の景気減速も響く

ケリング(KERING)の2023年1~6月期決算は、売上高が前年同期比2.1%増の101億3500万ユーロ(約1兆5709億円)、営業利益は同2.4%減の27億3900万ユーロ(約4245億円)、純利益は同9.7%減の18億4600万ユーロ(約2861億円)だった。(全文はこちら

【記者のコメント】
これまで好調を維持してきた高級ブランドも、ここにきて減速感が顕在化しつつある。「グッチ(GUCCI)」などを擁するケリングは2023年上期(1〜6月)決算が減益になった。主力の「グッチ」がクリエイティブ・ディレクターの交代で減収を強いられたこともあるが、それ以上に大きな懸念材料が北米市場の不振だ。インフレ圧力による消費不振であれば、北米市場の低迷は長期化する懸念がある。

【記事2】
三陽商会、値引き抑制に手応え 通期業績予想を再び上方修正

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