特に中華圏のアイドルの入り待ち・出待ちをしているファンの姿は、私の家の近所、コンサートが開かれる横浜アリーナ当日と変わりません。横断幕を飾ったり、手描きのメッセージを胸元に抱えたり、そして、いつの間にか生まれた(!?)ドレスコードを遵守したりで、いつ来るともしれない、いや、そもそも眼前に現れるかなんて確証のないファンをひたすら待っています。驚くのは、暑かったり寒かったり、雨が降っていたり、人混みにもみくちゃになったり、早数十分は待っていたりとそれなりのストレスがかかる空間で、現れるかもわからない人を待っているわりには明るいこと(笑)。私がスマホのカメラを彼女たちに向ければ、手を振ってくれたり、歓声をあげたりしてくれて、ある意味“ゴキゲン”なんです。
なぜ、彼女たちは“ゴキゲン”なんでしょう?一眼拝みたいスターが、目の前に現れるかもしれないから?もちろん、それも理由の1つでしょう。でも、それだけじゃないような気がします。「同じモノやヒトが好きという同志に囲まれているから」という安心感が、タフな入り待ち・出待ちにも耐えられる理由なのではないか?そう思っています。
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