ロレアルは9月、米国で「ジョルジオ アルマーニ」から新リップスティックライン「ルージュ エクスタシー」を米国で発売する。発色、付け心地、スキンケア効果を兼ね備えた初の"CCリップ"として、36色で展開する。ヴェロニク・ゴティエ=ジョルジオ アルマーニビューティ インターナショナル ゼネラルマネジャーは「リップの新時代の幕開けだ。バームのようなとろける質感、口紅ならではの濃密な発色、12時間続く保湿効果を兼ね備えたハイブリッドなルージュだ」と語る。
"CCリップ"の処方を可能にしたのは、特許取得の独自成分「メルティング クリーム コンプレックス」だ。従来のリップよりもオイルの配合量を減らし、その分を保湿成分で補てんすることでケア効果を高めた。オイルを減らしたことで、凝固用のワックス配合量も減り、軽く滑らかな付け心地を実現した。また、スキンケアシリーズ「リジェネッセンス」の共通美容成分も採用し、潤い効果を高めた。鮮やかな発色はさまざまな角度に色を反射する独自のパール剤「カレイドスコープ パール」を配合することで実現。リンダ・カンテロ=ジョルジオ アルマーニ インターナショナル・メイクアップ・アーティストは「このリップは色自体が発光しているように輝く」と語った。価格は各34ドル(約3200円)。米国では約180店舗で販売し、業界筋は米国における初年度小売り売上高を500万ドル(約4億8000万円)、グローバルでは1000万ドル(約9億6000万円)と予測する。