リップカテゴリーが好調だ。バラエティーショップのプラザでは、艶タイプのリップが人気を集めているという。売れ筋トップ5を聞いた。(集計期間9月1日~30日)
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【プラザ「リップ」売り上げTOP5】
1位「フジコ」“ニュアンスラップティント” VOCE限定カラー(1408円)
2位「オペラ」“リップティント” N19 モーヴピンク(1760円)
3位「アンドビー」“シアーリップ”ブリック(2200円)
4位「リリミュウ」“センシュアルフィックスティント” 08ダーティーローズヒップ(1870円)
5位「ラカ」“フルーティーグラムティント” 120カフェインローズ(1980円)
プラザの「リップ」の傾向について加藤悠里 プラザスタイル商品二部 H&B課 課長は、「コロナ禍のマスク着用からティントタイプであることや落ちにくいことに比重が置かれたリップメイクだったが、マスク着用が自由となり、『ロムアンド』“グラスティングメルティングバーム”の大ヒットからもツヤタイプへのトレンドの変化を感じた」現在はプランパーやラメ入り、ツヤ感のあるアイテムの人気が高いという。「毎年この時期に支持されるレッドブラウン系カラーのリップも引き続き人気だか、今年はピンクベージュのヒットが目立つ印象」と話す。
ランキング1位の「フジコ」は「雑誌『VOCE』 2022年9月号の付録として登場し、数日で完売した幻のアイテムが限定復刻。トレンドのペールピンクで、薄く塗布するとナチュラルに仕上がり“粘膜リップ”に、重ね付けすると艶やかに発色し、異なるニュアンスを表現できることも話題」。
2位は「オペラ」で「9月新発売の、くすみニュアンスの青みピンク。みずみずしくシアーに発色し、デイリー使いにも最適。オペラはつけたての発色をキープしながらうるおいも続く、ティントリップの元祖という印象も強い」。3位「アンドビー」も、9月中旬発売のアイテム。「秋冬に人気の赤みレッドブラウンは河北裕介氏こだわりの『洗練顔』になれる絶妙カラー。シアーな発色とナチュラルなツヤ仕上げでデイリー使いしやすいと好評だ」。
4位は、「リリミュウ」の9月発売の新色。「甘くなりすぎないピンクブラウンカラーと、濃密発色なのにまるでグロスを重ねたかのようなツヤ感のある仕上がり。そのままの色が定着し長時間落ちにくい処方が魅力」。5位「ラカ」は、「水のような軽い付け心地の時間が経ってもツヤが持続し、ティント処方で色持ちも良い。『荒れにくいティントリップ』という口コミも多く、展開がスタートしてから継続して人気だ。季節の変化とともに、秋らしさを感じる“120カフェインローズ”の売り上げが伸びた」
――― 担当者のオススメアイテムは?
加藤悠里 プラザスタイル商品二部 H&B課 課長(以下、加藤):「ロムアンド』の繰り出しバームタイプのリップ“グラスティングメルティングバーム”(06カヤフィグ1320円)。軽い塗り心地で、なめらか&シアーな水艶な唇を演出する。マスクを着用する機会が減り、艶タイプや透け感発色のリップを選ぶことが増えた。発色の良さとろけるようなテクスチャーもお気に入りだ。
――― 「リップ」以外で、好調なカテゴリーは?
加藤:コントロールカラーの下地が人気。中でも「ウォンジョンヨ」の“トーンアップベース NA 01 スカイブルー”[SPF43・PA+++](25g、1430円)の発売で、ブルーの化粧下地が再び注目されている。ブルーの下地は、メイクアップ効果により透明感を演出し、黄みを補正してくれる。肌を白く見せたい人、透明感が欲しいイエベ肌の人から支持を得ている。