ファッション

テーラー職人の祖父が遺した生地をパンツに 「アイム ヒア」が渋谷パルコでポップアップ

「アイム ヒア(I’M HERE)」は、11月1〜14日の期間、渋谷パルコの3階でポップアップを開催する。店頭には、2023年秋冬コレクションとともに、テーラー職人として愛媛県宇和島市で高級紳士服、島瀬洋服店を経営していた、島瀬敬章デザイナーの祖父が遺した生地を使って制作した“グランパ パンツ(GRANDPA PANTS)”(各4万7300円)や“グランパ コート(GRANDPA COAT)”(各10万7800円)をポップアップ限定で並べる。

“グランパ パンツ”は、祖父が過去に買い集め、形見として保管されていた良質なイタリア産生地10種類を使った、10種類のパンツだ。“グランパ コート”は、50年前に祖父が自分用に仕立て、15年前に譲り受けたオーバーコートに着想しているという。贅沢な手仕事からなる仕様や構築的なシルエットなどを独自の解釈で見直し、現代に蘇らせている。

そのほか、ポップアップでは、定番ライン“ウィズ パイピング ライトメルトンコート”の限定カラー4色を用意している。

「アイム ヒア」は、デザイナーの島瀬敬章とパタンナーの島村幸大太によるファッションブランド。2013年に「タクタク(TAC TAC)」を設立し、2022年に現在のブランド名に改名した。時間を軸として、全ての人がそれぞれに自分を語ることができる、現代のユニフォームを提案している。

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