豊島が運営する誰でも1枚・1個から簡単にオリジナルの服やグッズを作ることができるサイト「バズユー(BUZZU)」は11月から期間限定で、現代美術作家の加賀美健とコラボレーションを実施する。加賀美の描き下ろしスタンプを使用して、自分だけのオリジナルグッズを制作できるという企画で、約150種類のアイテムとスタンプを自由に組み合わせることができる。
1枚、1個からさまざまな
オリジナルアイテムを制作
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「バズユー」は誰でも1枚から簡単にオリジナルアイテムを1枚から作ることができるサイトだ。Tシャツ、帽子、ジャケットなどのアパレルからトートバッグ、キーホルダー、マグカップ、まで約150種類の幅広いアイテムを、好きなデザインで自由にカスタマイズでき、最短8日で発送。
アイテムの中には、豊島が展開するオーガニックコットン普及プロジェクト「オーガビッツ(ORGABITS)」のオーガニックコットンを100%使用した寄付金つきTシャツや、廃棄予定食材から抽出した色を染料として再活用するプロジェクト「フードテキスタイル(FOOD TEXTILE)」のTシャツなど、豊島が扱うサステナブル素材を使用したアイテムもそろう。
アーティストコラボで作る
自分だけのアイテム
「バズユー」の魅力の1つがアーティストとのコラボレーションだ。加賀美とのコラボでは11月1日からスタートした第一弾、11月中旬から始まる第二弾と合わせて10種のスタンプがラインアップした。
コラボスタンプは加賀美の特徴的な字体で「普段何やってるんですか?」「明日やります」など、一度は聞いたことがあるフレーズが並ぶ。加賀美は「僕はインタビューとか打ち合わせなどで聞いた言葉や見たしぐさを記憶していて、スマホにメモした中から今回のフレーズを選びました。普段思っていることも、こういうのを作ることで消化されて笑えるんじゃないか」と話す。
加賀美健は
コラボスタンプをどう使う?
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ユニークなスタンプがそろう今回のコラボレーション。インパクト大なスタンプをうまく使いこなす方法を加賀美に直撃した。「スタンプを1つ使ってもいいし、3つ並べたり、一面に敷き詰めたり、僕のスタンプはバランスはあまり考えずに使えると思います。どこに入れるかもセンスが出て面白いですよね、“明日やります”を背中に入れてもいいし」
スタンプはそれぞれ1つでも完結するが、組み合わせも楽しめる。「文章にしてもいいですが、意味を繋げる必要性はなくて、“ちょーかわいい”に“お先にドロンします”をつなげてもいいと思いますよ」と加賀美。
それぞれのスタンプが持つ意味も奥深い。「“明日やります”って面白くないですか?たまにこういうこと言う人いるでしょ。なんで今日じゃないんだ、すごい時間あるのに…みたいな。“普段何してるんですか”も、聞かれてうまく答えられる人っていないでしょう。会社行ったら仕事してるし、家に帰ってからも特に…もしかしてこれマウント取られてるんじゃないかとか、そんな感じがしません?先輩に忙しいのかとか聞かれたら、なんとなく答えにくい」。普段感じていることや、何気なく発しているキーワードが加賀美の手書き文字で書かれることで、ユニークな作品に変化する。「パソコンで打った文字だと深刻になりすぎるけど、この字だからバランスが取れている感じ。そういうものを着てみるのも面白いと思います」。
贈り物やイベントの盛り上げ…
十人十色の楽しみ方
「バズユー」では作る楽しみだけでなく、着る楽しみも味わえる。特に今回のコラボは言葉がスタンプのため、「どういう人がどのタイミングで着るのかとか、使い方を試されるのでは?」と加賀美。「自分では書けないこととか、伝えられないことをうまく伝える手段として自分が着たり、人にあげたり、会社のデスクに置いてみたり。学生さんが体育祭で着てもいいかもしれないし、コンパの途中で着替えてみてもいいし」と想像は膨らむ。
また自分で使うだけでなく、人へのプレゼントにもおすすめだといい、「絶対盛り上がるでしょう。“ちょーかわいー”とかは自分で着るのは難しいけど、子どもに着せるのにはぴったり。犬用Tシャツもあるから、ペットに着せてもいい。嫌いな人にあげてもいいかもね」。
今回のコラボを記念して、インスタグラムでは12月15日までリポストキャンペーンが実施される。コラボスタンプを使用したオリジナルアイテムを「@buzzujp」をタグ付けして投稿すると、加賀美が選んだアイテムには本人からコメントつきのリポストがもらえるという内容だ。
「何を選ぶかはもちろん、誰が着るかでまた見方が違う。着こなし方は難しいかもしれないけど、おしゃれな方たちがどう着こなすか楽しみにしています。僕の作品を全く知らない層にも響いたら面白いなと思っています」と期待を寄せた。
豊島 営業企画室
03-4334-6042