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海を望む「ヘリーハンセン」 葉山マリーナ店が3倍に増床

ゴールドウインは、「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」葉山マリーナ店(神奈川県)を改装し、新業態「ヘリーハンセン オーシャン ハヤママリーナ(HELLY HANSEN OCEAN HAYAMA MARINA)」を11月1日にオープンする。

“アドベンチャー リトリート(Adventure Retreat)”をコンセプトに、売り場面積を約3倍の376平方メートルに拡大。ブランドの原点であるセーリングウエアをはじめ、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」やコンディショニングウエア「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」、アクティブウエア「ダンスキン(DANSKIN)」、サングラス「サンスキー(SUNSKI)」をフルラインアップする。

ヘリーハンセン事業部の髙橋尚頌リーダーは「ブランドの単独店の中で一番大きな店舗になる。売り場面積は原宿店よりも広く、海に出るための道具だけでなく体験型コンテンツも発信を強化する」と説明する。

店舗入り口には、水資源を守る活動「エイチツーオー プロジェクト(H2O Project)」の取り組みを説明するスクリーンを設置。葉山マリーナと共同運用している海洋浮遊ゴミ回収機“シービン(Seabin)”でマイクロプラスチックを回収する試みなどを紹介する。

アパレルは4つのゾーンに分け、ブランドの垣根を越えて提案する。メイン商品のセーリングカテゴリー、アスレチックカテゴリーとキッズ、ライフスタイルカテゴリー、トレッキング&アウトドアカテゴリーに分類。近隣エリア住民に加えて観光客も多く来店する立地を考慮し、気軽に買える帽子からスエット、ボアジャケットまで葉山マリーナ店限定アイテムを幅広くそろえる。すべてのゾーンがオーシャンビューで、ウィンドウからマリーナと海を眺めることができる。

髙橋リーダーは今回の「オーシャン」業態について、「海にまつわるブランドながら、海に面した店舗が今までなかった。“Be With Water”という哲学を表現するフィールド型フラッグシップショップとして位置付けている。定期的にワークショップを開催し、冒険心をくすぐる非日常の体験を提供していく」と話す。初回は11月3日から5日まで、シルクスクリーンのワークショップやビーチでのフレスコボール体験、スウェーデンの軽量電動バイク「ケイク(CAKE)」のライディング体験を実施。マリーナにはブランドロゴを冠したモーターボートを準備しており、今後はマリンアクティビティのプログラムも開催する。

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