ファッション

アイスタイルが中華圏における卸事業と越境EC事業に参入

 アイスタイルは中華圏における越境EC及び化粧品卸事業への参入を発表した。化粧品メーカーに対し、中華圏におけるマーケティング支援に加え、販売支援に取り組む。

 これにより同社は海外向け化粧品卸専門会社「アイスタイルトレーディング」を設立した。国産の化粧品を海外の化粧品販売事業者に卸す際の輸出業務を行い、物流面から化粧品メーカーをサポートする。卸先の第一弾として、中国最大手の化粧品専門EC「聚美品(J UMEI )」の運営会社と販売提携契約を締結。今後も卸先を拡大していくという。

 また、アリババグループが中国全土で展開するBtoCのオンラインショッピングモール「天猫(Tmall)」の国際サイト「天猫国際(Tmall Global)」に@cosmeの化粧品専門店を出店した。1月中旬にテストオープンし、3月中旬にはグランドオープンを予定する。天猫国際に出店する約700店舗のうち、優良推奨店舗として認定された約20店舗に名を連ねたといい、吉松徹郎社長は「化粧品ECに関する期待が大きい。日本の化粧品はまだ中国ECに入り込めておらず、中国化粧品EC市場の海外化粧品の売り上げのうち約5%ともいわれていて、まだまだEC領域の可能性は大きい。どういった商品が売れるのか、トライしながら越境ECの事業を拡大していきたい」と意気込む。年間10億円の売り上げを目指す。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

百貨店やサステナ、デザイナー人事など14のトピックスで記者と専門家が25年を展望 そっくりさん企画復活!

2024年最後の「WWDJAPAN」は、24年を振り返りながら、25年を展望します。「デザイナー人事」「メンズ」「国内アパレル」「スポーツ・アウトドア」「百貨店」「国内セレクトショップ」「サステナビリティ」「バーチャルファッション」「素材」「ジュエリー」「海外ファッション業界のM&A」「ヘアサロン業界」「ビューティプレステージ」「百貨店(化粧品)」という14のトピックスで、「WWDJAPAN」記者…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。