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コロナ禍でも右肩上がり成長を遂げるアクシージアが日本市場に本腰

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サロン専売品スキンケアブランドを手掛け2011年に創業したアクシージアの快進撃が止まらない。21年にグロース市場に上場を果たし、コロナ禍でも主戦場の中国市場で美容ドリンクと目元用シートマスクがけん引し、3年連続で過去最高の売上高を更新。23年7月期は売上高が前期比38%増の113億円と初めて100億円を突破。営業利益も16.3%増の18億円と増収増益となった。今期は中国市場はもちろん、日本での存在感を高め、欧州や東南アジアといった海外市場にも注力する。(この記事は2023年10月30日発売の「WWDBEAUTY」から抜粋しています)

同社は2層式のセラムやシートマスクなどをサロン専売で販売。2016年に一般流通向けのスキンケアの展開を開始。今では、同社を代表する美容ドリンク“AGドリンク”(25mL×30本、2万9160円)などを扱うスキンケアブランド「エイジーセオリー」や、ヒット商品の目元用シートマスク“ビューティーアイズ エッセンスシート プラス”(7040円)“ビューティーアイズ エッセンスシート プレミアム プラス”(9900円)などをそろえる「アクシージア」など複数ブランドを保有する。前期は「エイジーセオリー」の売上高が59億円で売上構成比が48.8%、「アクシージア」が40億円で同34.1%と2ブランドがけん引する。

地域別売上高は、中国が前期比33%増の100億円、日本が同101%増の11億円、その他地域が同21%増の1億5000万円。売り上げ構成比88.2%を占める中国は、コロナ前は70%程度だったがコロナ禍で越境ECが伸び90%を超えたという。中国版ティックトックのドウインでインフルエンサーを起用したプロモーションが奏功し、売上高が前期比3倍超と大きく飛躍した。中心顧客層は中国が25歳、日本が35歳。

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