ニューヨーク発−「J. クルー」が初のフレグランスを発売し、ビューティ業界へ本格参入する。発売するのは「No. 31」と「No. 57」という2種類のフレグランス。米アートコレクターのペギー・グッゲンハイムが1943年に開いた展示会にインスパイアを受け、フレグランスブランドのアーキストとコラボレーションしたもの。
「No.31」はブルガリアン・ローズやダークプラムを使ったフルーティかつエレガントな香り。「No. 57 」はシナモンやバニラ、ラダナム油を用い、古いウィスキーのような暖かみのある香りを表現した。価格はともに、50mLが78ドル(約7900円)、10mLが25ドル(約2500円)。関係筋は、小売りベースの初年度売上高を1?3億ドル(約102?306億円)と見込んでいる。
「J.クルー」はこれまで、バイト ビューティとコラボしたリップスティックを販売したこともある。その他のコスメの発表予定については明かしていないが、今後はビジネスとしてビューティを強化していくという。