広告なのに広告ではないように装うSNS投稿も、10月からは「ステルスマーケティング」。ファッション&ビューティ企業も、ステマ規制を正しく理解することが必要です。そこで「WWDJAPAN.com」は、企業のSNSやインフルエンサー・マーケティングを担うLIDDELL(リデル)に協力を依頼して、業界あるあるなシチュエーションの「ステマかも!?」なクイズを出題。室木おすしのマンガで楽しくステマ規制を学び、講じるべき対策を伝授します。
ケーススタディ7
ブランド「A」のPR担当のタロウは、スタイリストのジロウをプレスルームに招待し、新作のスタイリングを紹介する投稿を依頼しました。依頼文は、「どこにも出していない新作を揃えたプレスルームに招待するので、是非SNSにスタイリングを投稿してください。投稿にはプレスルームに招待されたことと、『#pr』を記載してください!」。ジロウからは「是非参加したい」との返信がありました。
当日、ジロウは友人の著名なスタイリスト、サブロウを連れてやってきました。
タロウは、「サブロウさんもぜひお試しください。SNS投稿もご自由にどうぞ」と、ジロウと一緒にサブロウを案内しました。
後日、ジロウは依頼通り「#pr」とともに、「『A』ブランドのプレスルームに招待されたよ。新作スタイリングを紹介」とキャプションに記載して投稿してくれました。またサブロウも広告表記なしで、新作のスタイリングをSNSで紹介してくれました。
サブロウの投稿は、ステマ?それともセーフ?
ステマに該当します
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