ファッション

「ラッシュ」がLGBTの人権擁護を目的とした「#GAYISOK」キャンペーンを実施

 フレッシュハンドメイドコスメブランドの「ラッシュ」は6月25日〜7月5日、世界42カ国、825のラッシュ店舗で、LGBTを含むセクシュアルマイノリティの人権を守り、誰もが平等に愛する権利を得られる社会を目指すことを目的とした「#ゲイ イズ オーケー(GAYISOK)キャンペーン」を実施する。

 同キャンペーンでは、「#GAYISOK」とデザインされた限定ソープ「愛する権利」を、各国の「ラッシュ」店舗とウェブサイトで販売。売り上げ金額の全額を、LGBTに対する人権・権利侵害に対してアクションを起こす団体に寄付する。店舗では、「もし、あなたが誰かを愛することが犯罪だとしたら?」という問いを投げかけ、なぜ「人を愛することが、誰もが持つべき平等な権利であるのか」に対するコメントと共に、ソープ「愛する権利」を持ったセルフィー写真をSNSで発信していく。

 世界におけるLGBTの現状は、世界の76カ国で同性間の性行為を禁じる刑法を施行している。一方、アイルランドでは2015年5月、世界で初めて同性婚を合法とする憲法改正の是非を問う国民投票が行われた。また、既に半数以上の州で同性婚が認められているアメリカでは、近々同性カップルに対する結婚可否の判断が下される予定だ。日本では15年2月、東京都・渋谷区が同性パートナーシップ条例を可決するなどセクシュアルマイノリティへの対応が進んでいる。

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