「ロエベ(LOEWE)」は11月11日、表参道店を拡張リューアルして「カサロエベ表参道」をオープンする。フラッグシップストアをギンザ シックスに移した「ジバンシィ(GIVENCHY)」の跡地も売り場にした同店舗は、国内最大。レザーバッグとアクセサリーが中心の1階、ホームグッズとフレグランスを販売する地下1階、そしてメンズとウィメンズのプレタポルテ売り場の2階という3層構造で466平方メートル。地下1階には、阪急うめだ本店に次ぐ国内2つ目の「ロエベ リクラフト」を併設して、バッグなどの修理も受け付ける。
「カサロエベ表参道」は、クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が監修。表参道店は2014年に現職に就いたジョナサンが初めてストアコンセプトを手掛けた店舗だ。スペインで作ったシルバーやグリーンのタイルを用いて表参道のケヤキ並木を映し出す店舗には、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)や四代田辺竹雲斎、TSUBAKIらアーティストの作品が同居。さらには世界先行発売する京都の陶芸ユニット、スナ・フジタとのコラボレーションによるホリデーコレクションも並び、さまざまなカルチャーが同居する賑やかな店舗に仕上がった。
11日は、仮店舗だった場所にスナ・フジタの作品をかたどったクッキーなどを販売するキャンディストアを期間限定オープンする(12月26日まで)。