ファッション

「M・A・C」が発信する2016-17年秋冬トレンド セルフィー映えするメイクを提案

 「M・A・C」は、2016-17年秋冬トレンドプレゼンテーションを開催した。ロメロ・ジェニングス=M・A・C アーティストリー ディレクターが来日し、池田ハリス留美子=M・A・C シニア アーティストと共に、16-17年秋冬のメイクトレンドをデモンストレーションで披露した。

 「M・A・C」が提案したトレンドキーワードは、強い女性像を描いた「ストリクト(STRICT)」と、モデルの内面や個性を生かした「ルース(LOOSE)」の2つ。「ストリクト」は、大胆でマットなディープパープルリップ、スモーキーもしくはグラフィカルに囲んだブラックアイ、グリッターやメタリック、鮮やかなカラーを施したアクセサリー感覚のメイクが特徴。一方の「ルース」は、肌の内側からにじみ出るようなナチュラルな色味を放す目元や口元、スキンケアがしっかりと行き届いたようなフレッシュでありながらマットな肌作りがポイントだ。

 舞台上で、ロメロ=アーティストリー ディレクターは、既存品の「レトロ マット リキッド リップカラー」を使用し、ダークリップをポイントにしたメイクを披露。「濃い色のリップをつけると口が小さく見えると心配する声もあるが、リップが主役のときにラインを大きく描き過ぎると、目立ちすぎてしまう。口元の形に合わせてリップラインを描くのがポイント。ラウンド状に描くのが今シーズンらしくておすすめ。リップにフォーカスしたメイクは、セルフィーを撮るのにもぴったり」と話した。また、池田シニア アーティストは、7月2日限定発売の「ファッションパック」コレクションから、「スモール アイシャドウ×9/シー イズ ア モデル」「同/ランウェイ ワーシー」を使用し、レインボーカラーで遊び心のあるアイメイクを紹介。「ベースに明るいピンクをのせ、さまざまな色を重ねた。カラーで見せる立体感がポイント。気分が上がったときは万華鏡のように煌びやかなカラーで遊んで、洋服はシックにまとめてアクセサリー感覚でメイクを楽しんでほしい」と語った。

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