「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!
総合の百貨店・セミセルフの首位も、下半期に発売したばかりの「ディオール(DIOR)」“ル ボーム”が獲得。人気の理由に「価格とパッケージの妙でリップまでケアできる。その需要は自分用からギフトまで幅広い」との声。ドラッグストア・バラエティーショップは、「ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)」の“ボディ スムーザー N”が1位。昨今のバスタイムでの充実したケアアイテム人気は未だ冷める兆しがない。ECでは、長い夏の暑さからか「アユーラ(AYURA)」の“アロマボディシート”が注目を浴びた。
百貨店・セミセルフ
1位
“ル ボーム”
「ディオール(DIOR)」
自然由来指数95%(水68%を含む、ISO16128準拠)の自然由来成分で構成したフォーミュラを採用した、マルチクリーム。ツボクサ葉エキス(整肌)にヒアルロン酸ナトリウム(保湿)、シア脂(保湿)などを配合。ボディーやフェイス、手元、ネイルなどの乾燥が気になるパーツの肌荒れから救う。(50mL、7260円)
\ バイヤーズコメント /
「ギフト需要、人気商品のリニューアルで話題性がある」(磯田久美子・ジェイアール京都伊勢丹 化粧品・婦人雑貨 マーチャンダイザー)、「ボディー、フェイス、リップに使えるシカクリーム。見た目もかわいいので持ち歩いてもテンションが上がると人気」(南瀬奈・大丸神戸店 化粧品担当サブマネージャー)などから、高いデザイン性も好調の追い風となった。
2位
“アイスミント ボディローション”
「シロ(SHIRO)」
暑さの厳しい夏の救世主。強力な清涼感で全身を包み込むボディーローション。フレッシュなテクスチャーにゆずとシアバター(保湿)を配合し、豊かな潤いで満たす。(190mL、2530円)
\ バイヤーズコメント /
「定番化で話題性があった。X(旧twitter)でバズりランクイン」(松原麻美・銀座三越 化粧品バイヤー)、「ボディーミストタイプよりひんやり度がアップ。お風呂上がりやお出かけ前用に人気」(南瀬奈・大丸神戸店 化粧品担当サブマネージャー)などの声が集まり、多くの支持を得た。
3位
“ボディスクラブ(デリケート・ジャスミン)”
「サボン(SABON)」
角質ケアに保湿効果、豊かな香りの3役を備える、ブランドの代表作。ミネラル豊富な死海の塩(洗浄補助)にアーモンド油やホホバ種子油などのボタニカルオイル(保湿)などを配合し、みずみずしいクリアな肌へとアプローチする。ジャスミンやイランイランをブレンドしたフレッシュフローラルの香りも好評。(320g、3960円/600g、5830円)
\ バイヤーズコメント /
横手くるみ・阪急阪神百貨店 博多阪急 服飾品営業部 ビューティー・リラクシング マネージャーは「季節を問わず、通年でギフト需要が高い」とコメントした。
3位
“ザ パーフェクト プロテクター”
「シセイドウ(SHISEIDO)」
汗や水、熱でUVカット成分を基剤内で広がらせるキー成分シンクロシールドを世界で初めて採用した。熱や汗、水に対し、防御膜がパワフルに作用する日焼け止め乳液。[SPF50+・PA++++](50mL、5170円)
\ バイヤーズコメント /
「今年は特にアウトドアや旅行など屋外へ外出ニーズが高く、売り上げが伸長した。全身に使えるさらっとした乳液タイプなのも人気の理由」(温品龍・そごう・西武 リーシング本部 リーシング一部 コスメ担当)、「インバウンドでも人気で好調」(一宮直樹・京王百貨店新宿店 婦人・紳士服飾部 化粧品担当 統括マネージャー)と言い、売り上げを大きく伸ばした。パワフルな紫外線防御力のスペックも強い味方。
バラエティー・ドラッグストア
1位
“ボディ スムーザー N”
「ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)」
全身をつるつる・すべすべの肌に整える、ボディー用マッサージペースト。シルクパウダー(保湿)が、肌表面を整えて滑らかに洗い上げる。(570g、2200円)
\ バイヤーズコメント /
「やさしくマッサージするだけで、全身つるつる、すべすべのボディにー導く無香料のマッサージペースト。温泉にも含まれる成分の3種のスクラブがお肌を清浄し、マッサージにより固くなった角質をやさしく取り除く」(田中勇・ロフト 商品本部 健康雑貨部 企画担当)とヒット作であると説明する。「大容量で日常遣いしやすいスクラブで、ざらつき肌もすべすべ肌に導く」(横山大樹・アイスタイルリテール 店舗カンパニー MDグループ)などの魅力で人気を不動のものとした。
2位
“ボディスクラブ”
「ウルラブ(ULRUB)」
沖縄産の塩とサンゴ粉末を配合した、沖縄生まれのボディースクラブ。ボディーソープとしても活躍する2WAYで黒ずみやザラつき、臭いをケアする。(460g、6908円)
\ バイヤーズコメント /
「毎日使える2WAY処方のボディースクラブ。肌荒れ、ざらつき、黒ずみにオススメで、毎日ケアできて効果を実感できる」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)泡立てればボディーソープとしても使用できる汎用性の高さも支持を集めた。
3位
“キューミー スウィートボム タラソスクラブ”
「アガリズム(AGARISM)」
魅力的なパーツであるおしりに着目し、“手軽にできる時短美容”をコンセプトに開発したスクラブ。泡立てて用いることで、デリケートゾーンのケアもかなえる。(360g、4950円)
\ バイヤーズコメント /
「雑誌『スウィート(sweet)』とのおしりプロジェクトにより誕生した商品で、スクラブのほかボディーソープやバスソルトとしても使える3WAYボディースクラブ。SNSの影響で人気に火が付いた」(田中勇・ロフト 商品本部 健康雑貨部 企画担当)、「デリケートゾーンまでケア出来る、とSNSをきっかけに爆発的な人気になった。肌を見せるファッションに合わせてくすみやざらつきケアをするスクラブは、全体的に需要が高まった」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)など、スクラブがデイリーケアになりつつあることを暗示するコメントが多かった。
EC
1位
“アロマボディシート”
「アユーラ(AYURA)」
ロングセラーのボディーシート。“深い呼吸とともに心地よくからだを動かすことで、美しさを目覚めさせる”を発想源に心身をリフレッシュさせるアロマフォレストを開発した。保湿成分やさらさらパウダーなどを配合する。森林浴を想起させる香りと、さっぱりとした使い心地が好評。(15枚入、825円/30枚入、1430円)
2位
“APフェイス&ボディ乳液”
「ケアセラ(CARE CERA)」
皮膚科学研究から生まれた、機能性ボディーケア用乳液。根本から肌の機能を見直し、乾燥による肌荒れを繰り返す肌をパワフルに潤す。肌のセラミドの働きを守り、バリア機能の働きに必要な潤いをサポートする。7種の天然型セラミド(保湿)が肌の奥深くから潤いで満たし、全身を優しくケアする。(200mL、1180円※編集部調べ)
\ バイヤーズコメント /
「乾燥肌向けのセラミドを含んだ保湿乳液として評価が高く定番として支持されている」(アマゾン担当者)との声もあり、「WWDBEAUTY」の23年上半期ベストコスメに続いてランクインした。
2位
“エプソムソルト”
「シークリスタルス(SEA CRYSTALS)」
23年上半期のベストコスメの同部門にもランクインしたバスソルト。ロンドン郊外のエプソム地方の鉱泉で採取した硫酸マグネシウムの原料に使用する。肌荒れや乾燥を防ぎながら肌のはりに作用し、入浴に使用することで温熱・水圧・浮力が生じ、ストレスの解消を促す。他にも顔のマッサージや、かさかさ肌やかかとなどのマッサージにも活躍する。(900g、742円/10kg、3370円※編集部調べ)
\ バイヤーズコメント /
「体を芯から温め、お風呂を出た後も湯ポカポカをキープする」(秋澤奈緒美・LINEヤフー 広報)と好評だ。
2位
“ボディ スムーザー N”
「ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)」
全身をつるつる・すべすべの肌に整える、ボディー用マッサージペースト。シルクパウダー(保湿)が、肌表面を整えて滑らかに洗い上げる。(570g、2200円)
\ バイヤーズコメント /
「やさしくマッサージするだけで、全身つるつる、すべすべのボディーに導く無香料のマッサージペースト。大容量とコスパの良さで『ゾゾタウン(ZOZOTOWN)』でもボディーケア売り上げ1位を貫く『ハウスオブローゼ』のボディスクラブ。肌の露出が増える夏場に向けて売り上げが高まるアイテム。(木暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長)と話し、惜しみなく使える容量も人気を後押しした。
2位
“プティ コレクシオン アンバーバニラ s”
「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」
官能的なアンバーをバニラのやさしい香りが包み込む。タンジェリンなどをスパイスにリラックスする香りに仕上げた。ブランドを代表する香りを存分に楽しめるセット。(3300円※数量限定発売
)
\ バイヤーズコメント /
「“オードトワレ N アンバーバニラ”と“ホイップトボディクリーム アンバーバニラ”がセットになり人気。アンバーバニラの甘い香りに癒やされる人が多い」と浦田望・アイスタイルリテール ECカンパニー 副カンパニー長もコメント。ギフト需要も手伝い、人気を高めた。
ギフトキャンペーン
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TEXT:AKIRA WATANABE
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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 クレンジング・洗顔部門1位は「メラノCC」「シュウ ウエムラ」「ファンケル」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 化粧水部門1位は「アヌア」「SK-Ⅱ」「コーセー」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」総合美容液部門1位は「コスメデコルテ」「ユンス」「メラノCC」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合乳液・クリーム部門1位は「コスメデコルテ」「サミュ」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 ベースメイク部門1位は「アンドビー」「クレ・ド・ポー ボーテ」「ナーズ」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 アイメイク部門1位は「ウォンジョンヨ」「スック」「 セザンヌ」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 リップ部門1位は「ディオール」「ケイト」
「WWDBEAUTY2023 下半期ベストコスメ」 総合メンズコスメ部門1位は「シセイドウメン」「バルクオム」「ディオール オム」など
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 美容機器・ツール部門1位は「リファ」「アンドビー」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合フレグランス部門1位は「ディオール」「フィアンセ」「メゾン マルジェラ」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合シャンプー・コンディショナー部門1位は「リファ」「ココネ」「ヨル」
「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 スタイリング剤・ヘアケア部門1位は「リファ」「ディオール」
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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 新商品 クレンジング・洗顔部門1位は「シュウ ウエムラ」「アンドハニー」「ワンバイコーセー」
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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 新商品コフレ部門1位は「ポーラ」
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