「M・A・C」は3月19日、メルセデス・ベンツ コネクションで、インターナショナル招待デザイナー「ヴィヴィアン タム」のメイクアップを担当した。赤と黒と白をキーカラーにした、パンキッシュなコレクションに合わせて、ダークレッドのリップフォーカスメイクを提案。バックステージの陣頭指揮を執ったアンバー・ドレドン=M・A・C シニアアーティストは、「リップコンディショナーでたっぷりと潤いを持たせてから、ブラウンのリップペンシルで唇のアウトラインを描いた。そして、クリムゾンとフューシャの『リップミックス』(プロ製品)をミックスして作ったディープでダークな赤をのせた。目もとをブラックアイライナーで縁どるなど、ハードな雰囲気が漂うメイクだが、シャープではなく丸みを持たせたラインでメイクを施したので、強くなりすぎていないのがポイント。強さとソフトな印象を併せ持つ女性を表現した」と語った。
サングラスをかけて何やらメッセージを伝えている男性の姿をプリントしたトップスや、大きな漢字をのせた英国調の千鳥格子のワンピースなど、カルチャーミックスで表現した2013-14秋冬コレクション。「M・A・C」チームは、ウエアや照明、演出にピッタリと合う、エネルギッシュでクールなメイクアップの提案で、ブランドの世界観を完成させた。