「ヨハン・クー」は、アンティ−クの生地を解体してパッチワーク状に仕立てたニットドレスや、レザー&ニットのコンビなど、クチュール感のあるウエアを発表した。インスピレーション源は、1992年に公開された映画「ダメージ」の主人公、アンナ・バートン。バックステージメイクを担当した「M・A・C」も、“ある家族を破滅に追い込む魔性の女”を演じた主人公をメイクで再現した。
リードを務めたアンバー・ドレドン=M・A・C シニアアーティストは、「アンナは悩みを抱えているけど強い子でもあるから、その強さを引き出すメイクにしたかった。まず、スプレータイプのミスト『チャージド ウォーター』で肌に潤いを持たせてから、『フェイス & ボディ ファンデーション』(M・A・C 表参道ヒルズ店限定発売 /M・A・Cプロ製品)でフローレスな肌作りをした。くすみなどは、『プロ コンシール アンド コレクト パレット ライト』でカバーした。シェーディングは、『スカルプティング パウダー』を使用」と語った。
パワフルな目もとには、「フルイット」のブラックトラックと、「コール パワー アイ ペンシル フィーライン」を使用。「両製品をアイホールにのせて、ぼかしながらインパクトの強い目もとを作った。また、アイシャドーはまゆ毛の下ギリギリまでのせたので、キレイに梳かしたぐらい。マスカラをつけると可愛くなりすぎてしまうので、使用していない」と語った。