2014年1月に「M・A・C」のシニアアーティストに就任した池田ハリス留美子・メイクアップアーティスト。ニューヨークから日本に拠点を移した今も、パリコレクションのバックステージメイクなど、世界のファッションシーンで活躍している。今回、シニアアーティストとして東京コレクションに参加するのは初めて。バックステージでインタビューを行ない、世界のファッションシーンの中で感じ取ったメイクトレンドや、東京コレクションへの思いを語ってもらった。
Q.今シーズンは何ブランドのバックステージメイクを担当しましたか?
——パリとニューヨークのコレクションに参加し、10ブランド以上を担当しました。
Q.どのようなメイクにしましたか?
——色味はクールトーンが多かったです。オークルやモスグリーン。肌は、2014年春夏シーズンに引き続き、ミニマムな仕上がりが多く見られました。"ロースキン""ロービューティ"が主流ですね。
Q.東京コレクションへの意気込みをお願いします。
——ニューヨークやパリのコレクションで出会った各国のアーティストと情報交換をしていると、「東京のファッションってカッコイイ!」というイメージを持っている人が多いです。今回、M・A・Cのシニアアーティストとして東京コレクションのバックステージメイクを担当する機会をいただいたので、東京コレクションが、アンダーグランドでもいいので世界のファッションの発信地なれるように、しっかりとサポートしていきたいと思っています。