ビューティ
連載 SNSトレンドに、業界は「どうする」? 第64回

美容ヲタなソーシャルエディターの韓国出張リポート、目まぐるしいトレンド変遷を考える

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「WWDJAPAN」のソーシャルエディターは毎日、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、TikTok、そしてThreadsをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしている。この連載では、ソーシャルエディターが気になるSNSトレンドを投げかけ、業界をパトロールする記者とディスカッション。業界を動かす“かもしれない”SNSトレンドの影響力や、投稿がバズったり炎上してしまったりに至った背景を探る。今、SNSでは何が起こっているのか?そして、どう向き合うべきなのか?日々のコミュニケーションのヒントにしたい。64回目は、意外にも初韓国(!?)、美容ヲタなソーシャルエディターの韓国出張リポート。

ソーシャルエディター浅野:先日、出張で韓国に行ってきました。実は初韓国で言わずもがな、爆買いしてまいりました。日本でも総合ECモール「キューテン(Qoo10)」など、通販でほとんどの韓国コスメは購入できますが、やはり店頭で何が人気で、どう売られているのか見ると色々な発見がありました。

まずコスメ好きの聖地といえば、大手ドラッグストアチェーン「オリーブヤング(OLIVE YOUNG)」です。メイクアップやスキンケアが豊富なのはもちろんですが、ヘルスコーナーまで“映え”な商品ばかりで驚きました。日本のドラッグストアって、コスメ!スキンケア!ヘルス!の世界がはっきりと分かれていますよね。「オリーブヤング」は生理用品やサプリ、その他ヘルス系の商品も、生活の一部になじむおしゃれなデザインです。インスタグラム(Instagram)でもよく見かける「ビューセン(VUSSEN)」の歯磨き粉は、「おしゃれだから欲しい」と思えるほどです。歯磨き粉までインスタ映えです。コスメも生活用品も、発想がインテリアやライフスタイルなんですよね。さらに流行のアップデートがとにかく早い。常に新鮮なものがSNSを賑わせています。個人的におもしろかったのは、生理用品コーナーに「日本と比べて圧倒的にピンクか少ない!」ことですね。全体的にナチュラルトーンでおしゃれです。

パウチに入っているアンプルとマスクの
パッケージを見た時、「負けた!」

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